WORKS

季節と語らう家

街中ではあるものの、北側に小川を背負った、落ちついた場所にある家です。

季節の移り変わりを愉しみたいという要望と、
南北に長めの敷地を最大限活用するため、
リビングは南と北、2つの庭に抱かれるような配置になりました。
一見、都会的でシャープなデザインですが、
庭の緑と、床、天井の木材の優しい風合いに囲まれて、とても落ち着いた空間です。

さらにリビングにある障子は、
閉めた状態でも空を見られるような細工が施してあり、
前面道路からの視線を遮り、プライバシーを保ち、
より居心地のよい空間づくりに役立っています。

食事=家族の毎日を支えるもの。
だからこそ、食事を生み出すキッチンを「きちんと」つくることはとても大切です。
見せる部分と、見せない部分。
機能性と意匠性。
毎日使う場所だから、使う人の思い通りになるように。
その上でちょっと控えめに、どちらかに偏ることなくバランスよく設計すること。
それが使い勝手もよく、見た目も美しいその人だけのキッチンを実現します。

屋根のある車庫には家人用の入口があり、そのままパントリー(収納庫)に入れます。
車で買い物から帰ったら、悪天候でも濡れずにそのまま家の中へ。
パントリーに荷物を片づけ、そのままキッチン&リビングへ移動できます。
毎日の買い物の負担を軽減し、片づけやすくするための導線設計です。