WISE SCAPE - ワイズスケープ / 福島の木造注文住宅、住宅設計

INTERVIEW

008.趣味を愉しむ家

今回のオーナー様インタビューは福島市の住宅街に建つEさま邸です。趣味を愉しむ土間スペースや書斎、疲れを癒す開放的なお風呂など、家族との時間だけでなく、一人一人の時間も愉しめるEさま邸。家づくりの経緯やお気に入りの場所など、お話を伺いました。

雰囲気の良さに魅了された

当時、お子様が産まれたばかりのEさまは、アパートでは手狭になると思い、家づくりを考え始めます。さっそく住宅展示場を回り、いくつか建築会社を検討しましたが、決め手に欠け、行き詰っていた時に目にしたのが、弊社の広告チラシでした。「素敵な家だな、一度見に行ってみたい」と思ったEさまは、当時福島市西中央にあったコンセプトハウスの見学に。足を踏み入れた瞬間、雰囲気の良さに魅了されたといいます。

自分たちの想い描く家を一から作りたいという気持ちがあったため、初めから建売や規格住宅ではなく、注文住宅で建てたいと考えていたEさま。初回の打合せの際に、2ページに渡る希望イメージを現社長の渡邊に伝えた所、「住まいはこのくらいの想いがこもっていて当然です。」と、さらりと受け止めてくれたこと、想い描く雰囲気やイメージを伝えただけで、それを具体的な形にして、自分たちの想い以上のプランを提案してくれたことが弊社に依頼する決め手の一つとなったようです。

疲れを癒す心地よいお風呂

Eさまが譲れなかったポイントの一つが2階へのお風呂の設置。温泉やお風呂が大好きだというご主人は、景色の抜けが良く、お風呂からも直接出られるバスコートと、一日の疲れを癒せる空間を作りたいということで、2階へのお風呂の設置を希望していました。お風呂から眺める景色や温泉旅館のような癒し、リゾートのようなラグジュアリーさ、快適さなど、お風呂に求める雰囲気やイメージがあったそうです。

それを基に渡邊からラフ案を提案された時、その出来栄えに感動で言葉が出ずに見入っていたら、気に入ってもらえなかったと勘違いした渡邊から「ちょっとやりすぎちゃいましたかね・・・。」「いやいや、こちらの想像以上の出来に言葉が出なかっただけですよ。」という、このやり取りが今も印象に残っているそう。現在バスコートには、リクライニングチェアを置き、本を読んだり、夏はここに子供たちのプールを出したり、涼んだりと大活躍で、お気に入りの癒し空間になったそう。

また、本をよく読むというご主人と、ドレッサーのような場所が欲しかったという奥様。ご夫婦それぞれの書斎も、寝室と繋がる場所に設置されています。「子供だけが中心の家ではなく、大人のスペースもそれぞれ確保してもらえたのは、良い提案でした。」という奥様。「本をよく読むので、書斎もあったらいいなと伝えたら、すごくいい場所を書斎にしてくれた。自分だけの空間にも自然素材のカウンターと棚が設置されているのもお気に入りです。」と話すご主人。

忙しい毎日でも、集中して本を読んだり、勉強したりする場所として、そして自分だけの癒しの場所として大活躍しています。

景色の切り抜き方が良い

もう一つ、ご夫婦揃ってお気に入りなのは、玄関から入って直線に設置した窓越しに見える、イロハモミジの景色です。緑あふれる外構も希望していたというEさま。「シーンを切り取るというコンセプトがありますが、景色の切り抜き方が良いですよね。」と話すご主人。奥様も「普通の住宅では、植栽のライトアップとか小洒落た感じはあまり無いのかなと思うんですが、私達はそういうのがとても好きだし、ライトも付けてもらいました。どんなことに対しても出来ませんとは言われたことはなかったです。」と話します。

「皆川さんはじめ、みなさん相談もしやすいし、営業マンって感じじゃなくて、全部一緒にやって頂けるので、感覚などのすり合わせもしやすい点がとても良かったです。」とのこと。最初の打ち合わせから、毎回楽しみで、一生の住まいを一緒に作り上げている感覚があったと当時を振り返り、話してくださいました。

「想いを伝えるだけで形にしてもらえる。想いをすぐに反映して、想い以上の提案を出してくれるから、安心して任せられると思います。」との最後の言葉は、私たちにとって非常に嬉しいものでした。

キッチン背面にはパントリーを備えており、
パントリーとキッチンの両方から冷蔵庫にアクセス可能。
パントリーにはカウンターがあり、
作業スペースや家事の合間のちょっとした休憩にも使えます。

LDKと繋がる小上りの畳スペース。
お子様の遊ぶ様子をキッチンからも
見守ることができます。
扉を閉めれば個室になり、
来客用としても使用できます。
壁を切り抜き、優しく光の入る階段。
階段下には、数段掘り下げた収納があり、
掃除機や日用品などを仕舞え便利です。
寝室から繋がる2つの書斎。
手前にある奥様の書斎は、窓の横に鏡を設け、
自然光でお化粧や身支度ができます。
アプローチと繋がる南向きの玄関を入ると、
すぐ横に趣味の自転車を愉しむ土間スペース、
その奥の収納力抜群のクロークへと繋がります。