INTERVIEW
002.光と風のある家
福島市の閑静な住宅街にあるHさま邸は、すらっとした白い壁と、玄関へ繋がる緑のアプローチが特徴的なお家です。温もり溢れる空間の中には、立派な梁出しの天井やクライミングができる壁など、遊び心のあるデザインが光ります。
自然素材を使った安心・安全の家を建てたい。
インタビュー当日、お子さまたちが玄関で出迎えてくださり、お家の中まで案内してくれました。インタビュー中も2人のお子さまが元気いっぱいお家の中で楽しそうに遊んでいる姿がとても印象的でした。家づくりにあたって、「光溢れる明るい家」・「風通しが良い家」など、自然の恩恵をたっぷり受けられることが理想だと話してくれたHさまご夫婦。
実際に完成したお家では、その理想が叶えられてとても満足していると話してくださいました。自然素材を使った安心・安全で健康的なお家を建てたいと考えていたHさまは、偶然見つけたWISE SCAPEの広告で、当時福島市西中央にあったコンセプトハウスを知ります。木造住宅であることや、断熱材に天然のウールを使用していることなど、理想のお家のイメージに合ったことから、WISE SCAPEでお家を建てようと決めたそうです。
購入した土地の建築条件の関係で、打ち合わせ開始から1年後、工事がスタートしました。しかし、すべてが順調に進んだわけではなく、理想と現実のギャップに悩み、なかなか折り合いがつかず一度は諦めかけたことも...。ただ、それでも WISE SCAPE以外の家は考えられず、お互いが協力し合い、大切なことは妥協せず、理想の家を実現していきましたというHさま。担当デザイナーの皆川にたくさん苦労をかけましたと話してくださいました。
Hさまは工事中もよく現場に足を運んでくださり、大工さんの仕事を近くで見守っていました。お家を造る大工さんたちの存在を、今でも大切に思ってくださっています。
「どんな人がこのお家を造っているのか、どんな人がこのお家に住むのか、お互いに知ることで素敵な家ができると思うんです」と話すHさまからは、お家やWISE SCAPEに対する思いを感じることができ、私たちもとても嬉しい気持ちになりました。
体験会に参加。安心して薪ストーブを購入できた。
完成したお家に住み始め、その快適さに改めて驚いたと言うHさま。
ただ、間取りは、最初に提案されたものとほとんど変わらないとのこと。コの字型の家は意外だったけども、不便さもなく、夏はほとんどエアコン要らずで、冬も薪ストーブ1台で十分暖をとれるとおっしゃっていました。
また、キッチン、ダイニングがリビングより一段低くなっているのですが、当初は段差のない家を考えていたものの、逆に段差があることでより広く、居心地がよく感じるとのことです。さらに、日当たりの良いリビング・ダイニングは明るく、暖かく、まさにHさまの理想としていた自然の恩恵をたっぷり受けられる空間です。
ちなみに、お家で一番のお気に入りの場所を伺うと、ご主人がリビング。奥さまは大きい窓。お子さま2人は寝室とリビング。と教えてくださいました。
リビングにある薪ストーブを眺めながら、「悩んだけれどあれは入れてよかった」と語るご主人。薪の調達や手入れなどを考え、買うかどうか迷っていたそうですが、WISE SCAPEギャラリーで行われた薪ストーブの体験会に参加し、実際に薪ストーブの良さを感じられたことが購入への後押しになったのだとか。「後悔したくなかったので、本当に買ってよかったです」と嬉しそうに話してくださいました。
これから家を建てる方へのアドバイスを伺うと、「自分のイメージ、好みをデザイナーに伝え、しっかり打ち合わせすること」、「毎日使う場所(キッチン、お風呂、トイレなどの水回り)を妥協しない、コストカットしないこと」と、いただきました。
お引渡しの日、弊社代表 渡邊の「完成がゴールではなく、これからが長いお付き合いの始まりです」という言葉を大切にしてくださっているHさま。インタビュー中も、会話からお家に対する深い愛情がひしひしと伝わり、私たちスタッフも身が引き締まる思いでした。